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U.S.M.Hが3~11月期の決算を発表、純利益70.6%減。台風被害の影響色濃く

1月7日、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社(U.S.M.H)が第3四半期の連結決算を発表した。営業収益が5,143億円(前年同期比1.0%減)、営業利益が46億円(前年同期比39.1%減)、経常利益が48億円(前年同期比39.1%減)、四半期純利益が12億円(前年同期比70.6%減)と減収減益になった。

7月の天候不順、9月、10月の台風19号による休業や営業時間短縮の影響が色濃く反映された。また、出店エリアにドラッグストア、ディスカウントストアなどの他業種の参入が重なった影響もあり、大幅な減収減益となった。

販管費及び一般管理費においても、セルフレジの導入や人員配転など施策を進めたものの、人件費上昇を抑えきれなかった。

主要連結子会社では、マルエツの営業収益は2792億円(0.3%減)、カスミの営業収益は1996億円(1.8%減)、マックスバリュ関東の営業収益は326億円(前年同四半期比0.2%減)で、いずれも減収減益。

通期では、営業収益7100億円(前期比2.3%増)、営業利益127億円(7.5%増)、経常利益130億円(6.1%増)、当期利益54億円(1.7%増)を見込む。

今回の決算を受けてU.S.M.Hでは、間接部門の統合やPRAの活用、販促戦略の抜本的な見直しを進め、業績回復を図っていくとしている。