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5月の外食売上高は3.1%増、大型連休で客数伸びる、33ヵ月連続のプラス

丸亀製麺×ソフトバンク
「丸亀製麺」はソフトバンクと組んだキャンペーンで客数が22.6%増えた

 日本フードサービス協会が発表した5月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比3.1%増と33ヵ月連続で前年実績を上回った。大型連休の休日が昨年により2日多かったこともあり、客数が1.4%増と3ヵ月ぶりにプラスに転じた。客単価は1.7%増と7ヵ月連続のプラスだった。

 主な業態別ではファーストフードが3.9%増。「洋風」(4.2%増)「和風」(4.9%増)「麺類」(7.2%増)が揃って好調だった。

 ファミリーレストランは3.4%増で6ヵ月連続のプラス。「中華」(8.4%増)と「焼肉」(6.3%増)が全体の伸びを引き上げた。

 パブ/居酒屋は0.5%増、ディナーレストランは0.9%増で共に2ヵ月ぶりのプラス、喫茶は2.3%増で5ヵ月連続のプラスだった。

 大手の外食チェーンの5月の既存店売上高は、日本マクドナルドが3.1%増で42ヵ月連続のプラス。客数は1.0%減と2ヵ月連続で減少したが、客単価が4.1%増えた。

 トリドールホールディングス傘下の「丸亀製麺」は10.1%増で6ヵ月ぶりのプラスとなった。ソフトバンクのユーザーを対象に毎週金曜日にうどんを一杯無料にするキャンペーンやテレビCMの出稿量を増やした効果で、客数が22.6%増と大幅に伸びた。

 ゼンショーホールディングス傘下の「すき家」は4.0%増で12ヵ月連続のプラス、すかいらーくグループは4.2%増で7ヵ月連続のプラス、ワタミ(国内外食事業)は1.7%増で2ヵ月連続のプラス、ドトールコーヒーは1.2%減で2ヵ月ぶりのマイナスだった。