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ワタミ、陸前高田に国際最大級の野外音楽堂、最大5万人収容

ワタミ、陸前高田に国際最大級の野外音楽堂、最大5万人収容
左から陸前高田市長の戸羽太氏、建築家の隈研吾氏、ワタミ会長の渡邉美樹氏

 居酒屋・食品宅配のワタミは、岩手県陸前高田市で整備を進めている農業観光施設「ワタミオーガニックランド」内に野外音楽堂を建設する。最大収容人数は約5万人と国内最大規模で、2022年3月11日の開業を予定する。

 牧草地と一体化した約5ヘクタールの敷地に、約2億円をかけて野外音楽堂を建設する。建築設計は、新国立競技場の設計などで知られる著名建築家の隈研吾氏が手がける。

 ワタミは、東日本大震災の発生から10年後にあたる21年3月11日の開業を目指して、ワタミオーガニックランドの整備を進めている。陸前高田市と連携して、約23ヘクタールの広大な敷地に段階的に設備を増やしていく。体験型の農場や牧場を開設するほか、農産物の加工から販売までを行う6次産業モデルの拠点とする計画。

 野外音楽堂はワタミオーガニックランドを象徴する施設として、広域からの集客が見込めるイベントを開催するほか、地元団体・学校の催しの会場としても利用する。