伊藤忠商事は19日、環境に配慮した食材を使ったメニューを提供するレストラン「星のキッチン」を報道陣に公開した。東京都港区の本社敷地内で21日に開業する。社会貢献活動の一環で、大豆でできた代替肉や代替チーズの料理を楽しめる。
ひき肉の代わりに大豆加工品を使ったパスタや、大豆でできた代替シュレッドチーズ、有機栽培トマト使用のピザなど、飲料を含め70種類を用意。飲料には規格外で捨てられるはずだったバナナを使ったシェークもある。店内はベビーカーも通れるゆったりとした配置。おじやなど離乳食を無料で提供する。
岡藤正広会長は19日、報道陣の取材に応じ「食を通じてSDGs(持続可能な開発目標)を肌で感じてもらいたい」と語った。