「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋は3月29日、つけ麺店「麺屋たけ井」を運営する竹井(京都府城陽市)を買収したと発表した。新たな業態をグループに加えることで、成長性を高める狙い。
竹井は、濃厚豚骨魚介つけ麺を関西に広めたといわれており、京都と大阪でつけ麺店8店を運営している。同社の創業者である竹井光一氏から28日付けで全株式を買い取り、完全子会社化した。取得金額については公表していない。
壱番屋は2月末時点で国内外に1455店を展開している。そのほとんどがCoCo壱番屋で、パスタ店の「パスタ・デ・ココ」は22年8月末時点で国内27店にとどまっている。