コメリは、1月27日に静岡県伊豆の国市と、「災害時における物資供給に関する協定」を締結する。今回の伊豆の国市との締結をもって、協定数は1,000件となった。静岡県内では24件目。
コメリは、2005年に災害発生時に必要な物資を必要な場所に供給することを目的に、「NPO法人コメリ災害対策センター」を設立している。主な活動は、災害時の必要物資の供給のほか、災害対策関連情報の提供、防災訓練への参加など。同センター設立以降、全国の自治体と物資供給協定を締結してきた。2011年3月の東日本大震災では、土のう袋、長靴など103品目(10tトラック換算で60台分)の物資を搬送している。また、地震、台風などの自然災害以外にも、家畜への疫病蔓延にも対応しており、昨年末の鳥インフルエンザの感染拡大時には、フレコンバック、ブルーシートなど100品目を各地に供給している。
なお、同様の取り組みとしてカインズは、1月20日に愛知県長久手市と「災害時における物資の供給等に関する協定」を締結した。この協定締結によりカインズが全国の自治体等と締結する災害関連の協定数は219件となった。