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【ミニストップ】18年2月期は1億円の営業赤字に、売り上げ不振で

 ミニストップは3月16日、2018年2月期の連結営業損益が1億円の赤字(前期は12億円の黒字)に転落すると発表した。従来予想は17億円の黒字だった。

 ミニストップ単体での18年2月期の既存店売上高は前期比1.5%増を計画していたが、夏場の天候不順や10月の台風上陸などで客数が想定以上に減少、実績は0.2%減となった。このため、単体営業利益は20億円の従来予想に対して、9億4900万円にとどまった。

 海外事業においては、韓国が国内の景気低迷や天候不順の影響で、既存店売上高は4.2%減少。営業利益は9億1900万円の計画に対して、1億8000万円となった。ベトナムや中国は赤字が続き、海外事業全体では11億円の営業赤字を計上した。

 連結ベースでの営業総収入は従来予想を125億円下回る2070億円(前期比5.1%増)、最終損益は不採算店舗の閉鎖損失や減損損失を計上したこともあって、11億5000万円の赤字(前期は2億円の黒字)となりそうだ。