ローソンは12月15日からイオンの電子マネー「WAON(ワオン)」での決済サービスを全国のローソン(ナチュラルローソン、ローソンストア100を含む)で開始する。ワオンでの支払いのほか、現金のチャージ(入金)にも対応する。
ローソンはこれまで、NTTドコモの「iD」や楽天の「楽天Edy」、JCBの「QUICPay」のほか交通系電子マネーの「Suica」「PASMO」などを導入してきた。セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco」と並ぶ流通系2大電子マネーのWAONを利用可能とすることで、消費者の利便性を高める。
ローソン店舗での利用開始により、WAONが利用できる場所は約24万ヵ所に広がる。他の加盟店と同様、ローソンでWAONを使って支払うと200円でWAONポイントが1ポイント貯まる。共通ポイントサービス「Ponta」のポイントも同時に貯めることができる。
WAONの累計発行枚数は9月末時点で5250万枚、年間利用金額は2014年で1兆9300億円に達している。