イズミヤ(大阪市)とエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは3月26日、それぞれ臨時株主総会を開催し、株式交換方式による両社の経営統合について承認を得た。これにより、6月1日付でイズミヤがH2Oの完全子会社となることが正式に決まった。
イズミヤは5月28日付で上場廃止となる予定。
今期の連結売上高予想はH2Oが5700億円(2014年3月期)、イズミヤが3500億円(14年2月期)で、経営統合により1兆円が視野に入る。H2O子会社で食品スーパー「阪急オアシス」を運営する阪食とイズミヤとの業務連携を図るなどして、スーパー事業を百貨店事業と並ぶ中核事業に育てていく方針だ。