三越伊勢丹ホールディングスは2月24日、名古屋駅前に同社で初となる中型店を2015年秋に開業すると発表した。
三菱地所が建設中の高層複合ビル「大名古屋ビルヂング」の地下1階から地上2階部分にテナントとして入居する。総面積は約3000平方メートル。通常の百貨店のようにファッションブランドに売り場を場所貸しして、品揃えや販売を任せるのではなく、自社で品揃えを決めて販売も行う自主編集のセレクトストアとする。
婦人服、紳士服、雑貨を中心として「旬のファッションに関心の高い男女をメインターゲットに、年齢・性別・アイテムの枠を超えてファッションを提案する」という。
開業後の状況を見ながら、将来は複数店舗の展開を目指す。
同社はこのほか、化粧品専門店「イセタンミラー」、住宅立地の新型サテライト店「エムアイプラザ」など小型店の出店も増やしていく計画だ。