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セブン&アイ、電子マネーでイズミと相互乗り入れ

 セブン&アイ・ホールディングスは電子マネーでイズミ(広島市)との相互乗り入れを始める。12月13日、広島市内のイズミの既存店舗周辺にあるセブンーイレブン19店舗でイズミの電子マネー「ゆめか」を利用できるようにする。

 イズミは2009年から大型店「ゆめタウン」の3店舗(広島・みゆき・博多)の直営売場でセブン&アイグループの電子マネー「nanaco」を利用できるようにしているが、今後は四国のゆめタウン2店舗(高松、徳島)にも拡大、将来的には中四国・九州全域のゆめタウンとセブンーイレブン店舗で「nanaco」と「ゆめか」の相互利用ができるよう検討していく。

 「nanaco」が利用可能なのは当初、セブン&アイグループの店舗に限られていたが、現在はグループ外を含む全国13万6200店に広がっており、会員数は2642万人、月間利用件数は約9400万件(いずれも10月末現在)となっている。

 一方、「ゆめか」の会員数は325万人、月間利用件数は約350万件(ともに11月末現在)で、利用金額100円ごとに値引き積立金1.5円(セブン-イレブン店舗では0.5円)が貯まる。