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【イオン】 ピーコックストア社長にマックスバリュ中部の川口取締役

 イオンは4月1日、ピーコックストアの買収を完了し、同日付でマックスバリュ中部の川口高弘取締役(55歳)を社長に、イオン専務執行役の内山一美氏(62歳)を代表権のある会長に就任させた。

 イオンは3月4日、J.フロントリテイリングからピーコックストアの全株式を取得することを発表していた。買収総額はピーコック向け貸付債権の買い取りを含めて300億円。

 ピーコックストアは首都圏と関西を中心に82店舗を展開しており、今後、商品や電子マネーの導入などでイオンとの連携を深めていく見通し。会社名や店舗名を変更する可能性もある。

 社長に就任した川口氏は1978年に八百久(現マックスバリュ中部)に入社、農産部長などを経て1999年取締役就任後、2009年にマックスバリュ北海道専務取締役商品本部長、12年4月マックスバリュ中部に戻り、取締役兼専務執行役員営業・商品統括担当を務めるなど一貫して商品畑を歩んできた。