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【ヨーカ堂】倉敷チボリ公園跡地開発で三井不動産のアウトレット誘致

 セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂は、同社が事業主体となっている倉敷チボリ公園跡地(岡山県倉敷市)の開発で、三井不動産のアウトレットモールを誘致することを決めた。

 ヨーカ堂が地権者の倉敷紡績から借り受ける敷地約10万8000平方メートルのうち、東側部分の約4万2000平方メートルは総合スーパーを核店舗とする「イトーヨーカドー倉敷ショッピングセンター」(仮称)とし、西側の約6万6000平方メートルに三井不動産のアウトレットモール「三井アウトレットパーク倉敷」(仮称)を配置する予定。開業は2011年冬となりそうだ。

 倉敷チボリ公園は08年末に閉園、09年8月にはヨーカ堂が開発主体になることが決まっていた。

 三井不動産は現在、全国で9つのアウトレットモールを展開、今年7月には「三井アウトレットパーク滋賀竜王」(滋賀県竜王町)を開業する予定。「三井アウトレットパーク倉敷」は、同社にとって中国地方では初出店となる。約100店舗のテナントを誘致する計画で、店舗面積は約2万平方メートルを予定する。

 

 チボリ公園跡地は倉敷駅前にあり、中心市街地にアウトレットモールを含む巨大ショッピングセンターが誕生することになる。