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【ヴィレッジV】新社長に白川常務が昇格、創業者の菊地氏は会長に

 書籍・CD・雑貨の複合店を展開するヴィレッジヴァンガードコーポレーション(名古屋市)は6月1日、常務取締役の白川篤典氏(42歳)が社長に昇格する人事を内定した。就任は8月27日付け。創業者で現社長の菊地敬一氏(62歳)は代表権のある会長に就く。

 

 白川氏は長崎大学経済学部を卒業後、国際証券に入社。その後、日本アジア投資を経て2003年3月にヴィレッジヴァンガードに入社、同年8月に取締役経営企画室長に就任、06年8月から現職を務める。

 

 ヴィレッジヴァンガードはショッピングセンターなどへの積極的な出店で業績を伸ばしており、10年5月期連結決算では売上高が前期比13.3%増の376億円、営業利益が11.5%増の34億円と2ケタの増収増益を見込んでいる。