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【セブン&アイ】そごう・西武にロビンソンを吸収、札幌西武は9月末で閉鎖

 セブン&アイ・ホールディングスは傘下の百貨店事業の再編を発表した。今年1月末に発表していたとおり、中間持株会社のミレニアムリテイリングと同社傘下のそごう、西武百貨店の3社を合併させ、8月1日付けで新会社「株式会社そごう・西武」を発足させる。資本金は100億円で、セブン&アイの100%子会社となる。

 さらに、春日部店(埼玉県)と小田原店(神奈川県)の2店舗を運営するロビンソン百貨店を9月1日付けで、そごう・西武に吸収合併させる。

 また、業績不振が続いている西武百貨店の札幌店は今年9月30日をもって閉鎖する。同店は北海道経済の冷え込みに加えて、2003年に札幌駅ビル直結で新規開業した大丸札幌店に客足を奪われ、08年度の売上高は125億円とピーク時に比べて約70%も売り上げが落ち込んでいた。

 セブン&アイの百貨店事業の10年2月期業績予想は売上高が9550億円(前期比3.9%減)、営業利益が148億円(19.3%減)となっているが、一連の再編による業績への影響は軽微としている。