富士経済の調べでは2009年の国内加工食品の市場規模は前年比0.6%減の21兆4764億円と、2年連続の微減となったようだ。
消費者の生活防衛意識の高まりから外食から内食へのシフトが進んだことは追い風となったが、小売業のプライベートブランド商品の急拡大や原材料価格下落による値下げが市場規模を縮小させる要因となった。
調査は菓子や冷凍食品、調味料、農水産加工品など29カテゴリー、388品目を対象に実施した。
市場全体が伸び悩むなかで、脂肪0%ヨーグルトやビアテイスト飲料などが大きく伸びた。