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【全国スーパー】2008年度の売上高は13兆円強、5年連続の前年割れ

 日本チェーンストア協会がまとめた2008年度(08年4月-09年3月)の加盟70社、8056店舗の売上高は13兆1703億円で、前年度比4.8%のマイナスとなった。売り場面積の総計は2.2%増えたものの、昨年秋以降の急激な景気の冷え込みなどで衣料品の販売が約13%落ち込むなど、振るわなかった。全店ベースでの売上高前年割れは04年度から5年連続となった。

 

 一方、08年度の既存店ベースの売上高は1.7%減。全店ベースよりマイナス幅が小さかったのは、米ウォルマート・ストアーズの完全子会社となった西友が売上高を非公表としたことも影響している。既存店ベースでのマイナス成長は1997年度以来、12年連続となった。

 

 なお、09年3月単月での売上高は1兆466億円で全店ベースでは前年同月比3.3%減、既存店ベースでは4.0%減だった。