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[ヤマダ電機]
ヤマダ・エスバイエルホームを完全子会社化

 ヤマダ電機は子会社で注文住宅メーカーのヤマダ・エスバイエルホーム(以下・エスバイエル)を株式交換により9月1日付で完全子会社化すると発表した。ヤマダ・エスバイエルホームは8月29日付で上場廃止となる。今回の完全子会社化は、ヤマダ電機のスマートハウスビジネスの展開加速のため、エスバイエルの戸建て住宅のノウハウが有用であり、エスバイエルにとっても、ヤマダ電機との提携が信用力を増し、営業の強化につながるためとしている。

 

 ヤマダ電機は、家電事業と住宅事業を連携しシナジー効果を求めるために2011年にエス・バイ・エル(当時)を買収し、13年に同社の社名をヤマダ・エスバイエルホームに変更していた。現在はヤマダ・エスバイエルホームの株式を51.78%保有している。

 

 ヤマダ・エスバイエルホームはヤマダ電機の店舗に住宅販売の拠点を設けるなど提携を進めてきたが、18年2月期の連結最終損益が27億円の赤字になるなど2年連続で赤字となるなど、業績は低迷していた。