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【富士経済】 
ペット関連市場で注目のペット保険

 富士経済によると、2013年のペット関連市場は、前年比0.6%減の4,013億円となった。

 

 そのうち、ペットフードの市場は、前年比0.7%減の2,913億円となった。ドッグフードは、飼育の人気が大型犬から小型犬へ移行したことによるフード消費量の減少や、飼育頭数の減少が大きな要因となり、前年比3.6%減の953億円となった。一方、キャットフードは、飼育頭数が安定しているのに加え、レトルトパウチ商品などが好調で、前年比1.5%増の1,090億円となった。

 

 同社では、ペット関連市場の注目市場の一つとして、ペット保険をあげている。13年のペット保険の契約件数は、前年比14.5%増の84万件となった。14年は同様の伸びで13.8%増の95万件強を見込んでいる。日本のペット保険加入率は4%程度と欧米と比較して低いため、今後も拡大が期待されるとしている。