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ヨーカ堂のネットスーパー、セブン受け取りや置き配などで劇的進化!欠品半減のマジックとは!?

食のECシフト680

イトーヨーカ堂(東京都/三枝富博社長)は2020年7月、自社ネットスーパーの「イトーヨーカドーネットスーパー」(以下、IYネットスーパー)を大幅にリニューアルした。同社はEC利用者が一般的に感じる不便・不安を解消し、買いたいときに買いたい商品を利用者にとって都合のよい方法で受け取れるネットスーパーの実現に向けて取り組んでいる。リニューアルによってIYネットスーパーの何が変わったのか。

116店舗でネットスーパーを展開

イトーヨーカ堂は2001年からIYネットスーパーを展開している

 「欠品でほしい商品が買えない」「配達時間枠がいっぱいで都合のいい時間に届けてもらえない」──。

 ネットスーパーを利用する人々にとって、この2つが最も一般的で、なおかつ切実な不満であろう。

イトーヨーカ堂デジタル戦略部マネジャーの大木宏氏

 2020年9月現在、イトーヨーカ堂は実店舗135店舗中116店舗でIYネットスーパーを展開している。オンラインで受注した商品を店舗従業員が実店舗でピッキングし、委託する配送会社がお客の指定した場所まで配達する、いわゆる「店舗出荷型」のビジネスモデルをとっており、01年にサービスを開始した。

 IYネットスーパーでは、「ほしい商品が手に入らない」「都合のよい時間に受け取れない」という不便・不安を解消し、実店舗と遜色ない買物体験を利用者に提供しようと改善を続けている。20年7月に実施した

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