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イオンモール、インドネシアで5カ所目のSC、24年春開業を予定

インドネシアで5か所目となるイオンのショッピングセンター「イオンモール デルタマス」の完成イメージ
総賃貸面積は約8万5000㎡で、インドネシアにおけるイオンモールの施設としては最大規模となる

 イオンモールは1月17日、インドネシアで5カ所目となるショッピングセンター(SC)「イオンモール デルタマス」を着工したと発表した。2024年春の開業を予定する。同SCの敷地面積は約20万㎡、総賃貸面積は約8万5000㎡で、インドネシアにおけるイオンモールの施設としては最大規模となる見込み。約4000台の駐車場を備える。

 計画地はジャカルタ首都圏東部のブカシ県デルタマシティに位置する。デルタマシティは、インドネシアで不動産最大手のシナルマスランドと日本の総合商社、双日が進める世界最大規模の都市開発事業で、約3200haの規模を持つ。

 デルタマシティでは県庁や病院、住宅、日本人学校を含む教育施設が開発され、都市インフラの整備が進む。2023年頃にはジャカルタとバンドン市を結ぶ高速鉄道が開業する予定で、イオンモール デルタマスは高速鉄道の新駅から車で5分ほどの距離にある。

 イオンモールは2015年5月、「イオンモールBSDシティ」を開業し、インドネシアに初進出。21年11月には4カ所目となる「イオンモール タンジュンバラット」を一部先行オープン(22年中に全面開業予定)した。