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サントリースピリッツ トリス、からあげグランプリ®コラボでハイボール訴求=連載:深掘りすれば見えてくる「からあげ」

お手頃価格で身近な存在の国産ウイスキーとして、消費税増税後も好調に推移するサントリー「トリス」シリーズ。日本唐揚協会とコラボレーションしたトリスハイボールとからあげの「トリ&カラ」プロモーションも話題となっている。

19年秋からさらにパワーアップした「トリ&カラ」企画で増税後も好調に推移

 居酒屋でのハイボール人気から火が付き需要が拡大したウイスキー。食事との相性の良さも浸透し、近年はビールから乗り換えて1杯目からハイボールを飲む人も多い。また、RTDのハイボール缶がエントリーの取り込みに貢献しており、ハイボール缶をきっかけにウイスキーのおいしさを知り、ボトルを購入して自宅でハイボールを楽しむユーザーも増えている。

ウイスキーのエントリーユーザーから圧倒的な支持を得ている「トリス〈クラシック〉」。「トリスハイボール缶」「同〈濃いめ〉」は、リニューアルによってさらにすっきりした飲み心地に仕上がっている

 このウイスキーの家飲み需要を牽引しているのが、サントリーの「トリス」ブランドだ。戦後間もない1946年に誕生した「トリス」ウイスキーは、お手頃価格で身近な存在の国産ウイスキーとして、アンクルトリスのキャラクターとともに幅広い年代に受け入れられてきた。2015年にそれまでの伝統を受け継ぎつつ自宅でも気軽に楽しめる「トリス〈クラシック〉」を発売。同品はやさしく甘い香りと丸みのあるなめらかな味わいが特長で、ハイボールはもちろん、ロックや水割りでも楽しめる。また、「トリスハイボール缶」は、すっきり飲みやすいハイボールにレモン風味を加えた「トリスハイボール缶」と、アルコール度数9%の「同〈濃いめ〉」を展開する。「トリス」ブランドは瓶、RTD缶ともに、毎年2ケタ成長で市場を牽引しており、ウイスキーカテゴリーのエントリーブランドとして、確固たる地位を築いている。

 昨年10月の消費税増税に伴い、嗜好品である酒類は全体的に数字を落とす傾向にあったが、「トリス」ブランドは日本唐揚協会とコラボレーションした「トリ&カラ」企画を実施。店頭をはじめテレビCM・WEB広告で、トリスハイボールとからあげの相性の良さをアピールした施策は大成功をおさめ、増税後も好調をキープしている。

「からあげグランプリ®」を通じ総菜売場のからあげとコラボ

 今期は「トリ&カラ」企画をさらにパワーアップさせ、日本唐揚協会が主催する「からあげグランプリ®」とコラボレーション。日本唐揚協会の八木専務、トリ&カラ大使として彦摩呂さんを迎え、2人がトリスハイボールに合う各食品スーパーの総菜からあげについて食レポ風に紹介するチェーンカスタマイズパートのある動画やPOPを制作する。

春の「トリ&カラ」企画では、エンド展開向けのメッセージボードやPOP、オリジナル動画をはじめ総菜売場でも展開しやすい販促ツールも準備している

 「からあげグランプリ®」に19年から新設された「スーパー総菜部門」は100社以上の各食品スーパーのからあげがエントリーしており、受賞チェーンによってはチラシや店頭で告知することで前年比300%という驚異的な結果を出した店舗もある。2年目の今年はさらに規模を拡大しており、店頭が盛り上がることも必至だ。サントリーでは店頭用としてボードや「からあげグランプリ®」のPOP、「トリ&カラ」企画のオリジナル動画をはじめ、割り材付きの特発品や、総菜売場でも展開しやすい「トリスハイボール缶」をかたどったオリジナル販促ツールも準備。また、チェーンの総菜からあげに合わせて、オリジナルのキャンペーン企画も提案している。

 今春は好調の「トリスハイボール缶」および「同〈濃いめ〉」のリニューアルも実施。トリス本来のさわやかな風味を楽しめるよう中味の配合を見直し、よりすっきりとした味わいに仕上げた。またパッケージについても「トリスハイボール缶」は、中央に大きく「TORYS」ロゴを配し、「トリス」ブランドであることを強調するデザインに変更。「同〈濃いめ〉」は、ハイボールと氷をイメージした背景に、「Alc. 9%」を中央に描き、アルコール度数が9%であることをわかりやすく訴求するとともに、黒を使用しウイスキーらしい本格感を表現している。

 数ある食品スーパーの総菜の中でも、老若男女問わず人気の高いからあげ。サントリーでは「トリ&カラ」企画を通じ、酒類売場・総菜売場相互の売上アップにつなげてほしいとしている。