メニュー

ヨーロッパで続々誕生!利用者急増中の「ごみゼロ」をめざす食品ECとは

ギャネオーネとピーター・ポットは、プラスチックごみを削減しつつ、おしゃれでヘルシーな食の提供をめざす
ギャネオーネとピーター・ポットは、プラスチックごみを削減しつつ、おしゃれでヘルシーな食の提供をめざす

 欧州1人当たりのプラスチックごみ排出量は年間30㎏を超える。その約3分の2が包装材である。プラスチックごみの削減に向けて、スーパーマーケット(SM)各社は、レジ袋の有料化、青果物の裸陳列の導入、量り売りコーナーの拡充、リサイクル・ステーションの設置、プライベートブランド商品への再生可能容器の採用など数多くの取り組みを行ってきた。

 すでに日本でも認知が広がっている、循環型ショッピング・プラットフォームのループ(Loop)との提携もそうした取り組みの1つだ。欧州では、英国のテスコ(Tesco)とフランスのカルフール(Carrefour)がすでにループの仕組みを導入している。またループによると、ドイツでもサービスの展開が検討されているという。

 ループ同様に、容器を回収・再利用することで「ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)」をめざすオンライン専業の食品ECが欧州で立て続けに誕生している。

 その1社が、

・・・この記事は有料会員向けです。
続きをご覧の方はこちらのリンクからログインの上閲覧ください。