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独アディダス、リーボック売却含む戦略的選択肢を模索 3月発表

リーボックの店舗
独スポーツ用品大手アディダスは14日、戦略的選択肢を模索しており、傘下ブランドのリーボック売却の可能性も含まれると明らかにした。バーレーン・マナマで2017年9月撮影(2020年 ロイター/HAMAD I MOHAMMED)

[ベルリン 14日 ロイター] – 独スポーツ用品大手アディダスは14日、戦略的選択肢を模索しており、傘下ブランドのリーボック売却の可能性も含まれると明らかにした。

決定は新たな戦略を正式に公表する来年3月10日に示すとした。

アディダスは2005年、競合の米ナイキの牙城である米市場に攻勢をかけることを目指し、米リーボックを38億ドルで買収。しかし、リーボックの再建は思うように進まず、投資家からは繰り返し売却を求める声が上がっていた。

アディダスは昨年、リーボックの簿価を8億4200万ユーロ(10億2000万ドル)と、前年から約半分の水準に切り下げた。今年第2・四半期のリーボックの売上高は44%減だった。