1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは、自社で開発したスマートフォン決済サービス「Scan＆Go Ignica」の導入を2019年から進め、8月20日に500店舗での利用が可能になった。利用可能な店舗の内訳は、マルエツ300店舗、カスミ184店舗、マックスバリュ関東12店舗、光洋1店舗、パレッテ3店舗（8月20日〜26日のニュースをまとめました）。
ラルズ
「スーパーアークス発寒店」改装オープン
ラルズは8月27日、「ラルズマート発寒店」を改装し、「スーパーアークス発寒店」としてオープンする。売場の特徴は、以下のとおり。
＜青果コーナー＞栄養価が高く注目が集まるブロッコリースプラウトなどの発芽野菜や、人気のベビーリーフ、グリーンクリスピーなどの洋菜の品揃えを充実。
＜水産コーナー＞「お刺身バイキング」と「さかなやの寿司」のコーナーを新設。
＜食肉コーナー＞大容量パックをお買得価格で提供。また、強い旨みと柔らかな肉質が特徴の「和豚もち豚」や、臭みが少なく栄養価が豊富な「北海道産桜姫鶏」などを買い求めやすい価格で提供していく。
＜デリカコーナー＞北海道内で展開している焼鳥専門店「串鳥」のコーナーを新設。また、洋風メニューのコーナーも新設し、チーズ焼やハンバーグ、ガーリックシュリンプなどを品揃えした。
＜ベーカリーコーナー＞「100円ベーカリー」コーナーを新設。専用オーブンで焼き上げたピザや、素材にこだわった角食「グランシャリオ 柔（やわらか）」、レーズンブレッドなど、店内焼き立ての商品も展開していく。
＜冷凍食品コーナー＞主食とおかずがセットになったワンプレート商品を取り揃えたほか、ご当地冷凍餃子も充実させ、アイテム数を拡充した。
- 所在地･････札幌市西区発寒14条4－2－23
- 売場面積･･･510坪
- 営業時間･･･9時～23時
- 駐車台数･･･150台
ヤマザワ
「山形の芋煮」セットの販売を強化
山形県に本拠を置くヤマザワは、「大切なあの人に山形の味を贈りませんか？」のキャッチコピーを掲げ、山形の名物“芋煮”をセットにした商品の販売に力を入れる。洗い里芋、牛カタ・バラ肉のほか、県の食材が入った芋煮セットで、「山形名物芋煮セット」（税抜3,980円）と「ちょっと贅沢な芋煮セット」（同4,980円）の２商品を用意した。
U.S.M.Holdings
「Online Delivery Ignica」の機能を強化
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは8月17日、食品宅配サービス「Online Delivery Ignica」のアプリデザインを一新。商品レコメンド機能、特集コーナー、カテゴリー検索、キーワード検索など、ストレスなく商品を探せるようデザインの刷新と新しい機能を追加した。顧客の利用状況や店舗での販売実績などをもとに、「興味や関心が高い」とAIが分析したアイテムを「おすすめ商品」として表示する「レコメンド機能」を追加したほか、配送店舗の店頭在庫とオンラインデリバリーの在庫情報をリアルタイムで連携した。オンラインデリバリーは、店舗で取り扱う商品をスマートフォンやパソコンから注文し、自宅や配送エリア内の指定先、または店舗で受け取れる食品宅配サービス。ミールキット、家電、キッチンツールなどのメーカー直送のインターネットショッピングにも対応できる。
ベルク
「サタデープラス」が“グルメベスト15” を紹介
毎日放送の生活情報番組「サタデープラス」8月21日放送の“知らなきゃ損するグルメベスト15”が、ベルクの取扱商品を紹介した。ランキング1位から5位までは、以下のとおり。
- 1位「にんにく醤油唐揚げ100ｇ」（税込192円、以下同）
- 2位「やわらかロースかつ重」（430円）
- 3位「国産鶏もも肉ウインナー」（322円）
- 4位「手作りおはぎ＜粒あん＞」（106円）
- 5位「くらしにベルクGRANDEピンクグレープフルーツ100％」（8月30日まで214円）
いなげや
「お役立ちガイド」で“ローリングストック”を奨励
いなげやは、日常生活で使う食材や加工品を少し多めに買っておき、食べて消費した分を買い足していくことで、つねに一定量の食料を家にストックしておく“ローリングストック”を店頭のリーフレットで奨励した。9月1日の「防災の日」を意識した情報発信で、1週間程度の備蓄について紹介。いざというときに便利な非常食レシピやストック品活用レシピ、調理の時短ワザや節約、災害時のバランスの取れた食事のためのストック品、防災豆知識などを盛り込んだ。
ライフコーポレーション
61店舗となったネットスーパー導入店舗
ライフコーポレーションは、大阪市淀川区の「ライフ御幣島（みてじま）店」で、「ライフネットスーパー」のサービスを8月18日から開始した。店舗で販売している商品をパソコンやスマートフォンから注文、近隣の店舗から商品を配送し自宅で受け取るサービスで、導入店舗は61店舗（近畿圏33店舗・首都圏28店舗）となった。注文は1,500円（税込）からで、決済方法は代引きまたはクレジット払い。送料は5,500円未満が440円（税込）。
オークワ
地域福祉活動の推進で協定締結
オークワは8月23日、和歌山県社会福祉協議会と協定を締結し、「食品ロスの削減と資源の有効活用」および「生活に困難を抱えた個人・世帯などへの支援をはじめとする地域福祉の推進」を目的に、社会貢献活動の一環として販売期限をむかえた精米などオークワ所有の商品を県社協に寄贈する取り組みを始める。県における地域福祉活動の推進に寄与していく。