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高島屋、21年2月期の純損益予想は365億円の赤字 下期も現状続く想定

マスク姿で業務にあたる高島屋日本橋店の従業員たち
高島屋は13日、2021年2月期の連結業績予想を公表し、純損益が365億円の赤字(前期は160億円の黒字)、営業損益が180億円の赤字(同255億円の黒字)の見通しとした。 写真は感染予防のためカウンターにビニールのカーテンを付け、マスク姿で業務にあたる高島屋日本橋店の従業員たち。5月18日撮影。(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon )

[東京 13日 ロイター] – 高島屋は13日、2021年2月期の連結業績予想を公表し、純損益が365億円の赤字(前期は160億円の黒字)、営業損益が180億円の赤字(同255億円の黒字)の見通しとした。新型コロナウイルス感染拡大の影響が不透明として予想は未定としていたが、国内外での臨時休業や営業時間短縮、外出自粛で入店客数・売り上げともに前年を大きく下回った上半期の動向を織り込んだ。下半期も、現在の売り上げ状況が継続すると想定している。

年間配当予想は前期同様1株当たり24円で据え置いた。

リフィニティブがまとめたアナリスト3人による純損益の予想平均値は127億円の赤字となっている。

20年3―8月期は営業収益が前年同期比34.4%減の2973億円、営業損益が102億円の赤字(同134億円の黒字)、純損益が232億円の赤字(前年同期は124億円の黒字)だった。

営業収益は、グループ商業施設の臨時休業等により大幅減収となり、営業損益、純損益ともに赤字に転落した。

同期には、新型コロナウイルス感染症による損失103億円を含め143億円を特別損失として計上した。