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TモバイルUS、株式売却を開始 ソフトバンクの計画後押し

Tモバイルのロゴ
米携帯電話サービス大手TモバイルUSは6月22日、ソフトバンクグループによるTモバイル株の一部売却計画を円滑に進めるため、株式の売却を開始した。写真はTモバイルのロゴマーク。2018年4月撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)

[22日 ロイター] – 米携帯電話サービス大手TモバイルUSは22日、ソフトバンクグループによるTモバイル株の一部売却計画を円滑に進めるため、株式の売却を開始した。

同社の発表文書によると、Tモバイルが売却する1株につき、売却価格と同額で、ソフトバンクGの子会社から1株を買い戻す。

Tモバイルは約1億3400万株を売却する。引受会社は追加で1000万株にアクセスすることが可能という。

ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、シティグループ、JPモルガンがリードブックランナーを務める。

ソフトバンクGは、IT(情報技術)関連投資の不振を補うためや、大規模な自社株買いに向け資産売却を通じた資金調達を目指しており、保有するTモバイル株を売却すると予想されていた。