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米ペプシコ、第1四半期利益が予想上回る コロナ規制で菓子好調

米ペプシコの商品
米清涼飲料大手ペプシコが28日発表した第1・四半期決算(3月21日まで)は、調整後の利益が予想を上回った。ニューヨークで2017年2月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[28日 ロイター] – 米清涼飲料大手ペプシコが28日発表した第1・四半期決算(3月21日まで)は、調整後の利益が予想を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大で外出制限が敷かれる中、スナックやオートミール、パンケーキミックス粉などの売り上げが伸びた。

純売上高は7.7%増の139億ドル。市場予想は132億1000万ドルだった。「ドリトス」や「チートス」などのスナック菓子で知られる「フリトレー」の北米部門のオーガニックセールス(本源的売上高)は7%増加した。

特別項目を除く1株利益は1.07ドル。リフィニティブのアナリスト予想平均は1.03ドルだった。

一方、今第2・四半期については本源的売上高伸び率が1桁台前半に鈍化すると予想。飲食店などの休業に伴い飲料販売が低迷する見込みとした。通期については見通しを示さなかったが、配当や自社株買いは行うとした。