1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。コンビニエンスストアでの、オペレーションは多岐にわたり、従業員の作業軽減が求められている。ローソンは、オークションやフリマアプリなどの個人取引における店舗オペレーションの軽減とお客の利便性の向上を目的に、既存サービス「スマリ」を活用した取り組みを開始する。省力化への流れが加速しており、各社が新しい取り組みに向け実証実験を進めている。(10月23日から29日のニュースをまとめました)
①セブン‐イレブン
直営店をリニューアルし、12月に実験店舗を開店
セブン‐イレブン・ジャパンは、直営店である「「セブン‐イレブン麹町駅前店」を10月31日(木)15時で一時閉店し、さまざまな課題に対し、新しい技術や設備を実証する目的で12月中に実験店舗をリニューアルオープンする。
お客にとって「心地よく使いやすいお店」、加盟店オーナーにとって「安心して経営できるお店」、そこで働く従業員にとっては「もっと働きやすいお店」を目指し、すでに開店している町田玉川5丁目店や横浜中山南店をはじめとする実験店舗での成果とも合わせ、最新の技術や設備の実験を行っていく。
・店舗名称:『セブン‐イレブン麹町駅前店』
・所在地:東京都千代田区二番町4-3
・開店日時:2019年12月中(予定)
②ファミリーマート
東京都と共同で「フレイル」予防に役立つ食生活の情報を発信
ファミリーマートは、10月29日(火)から東京都と共同で”東京をおいしく元気に。“をスローガンに、「フレイル」(高齢者が加齢や病気により心身・生活・社会的の3つ機能が徐々に低下して要介護状態に近づくこと)の予防につながる情報を全国のファミリーマート約2400店で発信する。各店舗では、ポスターの設置やリーフレットの配布をすると同時に、東京都からのアドバイスを盛り込み開発した栄養バランスが整ったお弁当などの販売もする。
・「7品目のビビンバ丼」
・本体:462円、税込:498円
・10月29日(火)発売
③セブン-イレブン
蒙古タンメン中本とのコラボ商品をリニューアル
セブン&アイグループで2008年から販売していた「セブンプレミアム蒙古タンメン中本 辛旨味噌」を、10月28日(月)からセブン&アイグループ各社の約21500店舗でリニューアルし、発売する。今回、お客へのアンケートにあった“スープの旨味をさらに上げてほしい”、“麺の量を増やしてほしい”という要望をもとに仕上げた。
・「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨味噌」
・200円+税
・店舗:セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマートなどセブン&アイグループ約21500店
④ローソン
「スマリ」を活用したe発送サービスの実証開始
ローソンは、10月29日(火)から、東京都・神奈川県の17店舗において、ローソンの既存物流を活用したEC商品やレンタルサービスの返品・返却サービス「スマリ」を活用した新サービスの実証実験を始める。「スマリ」は、現在首都圏の300店舗で展開している。今回、日本郵便と連携し、オークションサイトやフリマアプリの出品商品を発送するサービス「e発送サービス」を取り扱う実験を行う。
近年、オークションサイトやフリマアプリなどの個人間取引が拡大し、預かり荷物の保管場所や、店舗オペレーションの増加の課題があがっていた。
新たなサービスでは、お客自身が店内に設置してあるスマリボックスで操作し、発行される発送ラベルを出品商品に貼り、ボックスに入れる。投函された荷物は、郵便局の担当者が集荷する。そのため、お客はレジ待ちや複数枚の伝票の貼り付け作業を軽減でき、従業員の省力化にもつながる。
⑤ミニストップ
なめらかプリンパフェを発売
ミニストップは、10月25日(金)から国内の店舗1991店で「なめらかプリンパフェ」を発売する。同商品は、2013年から毎年リニューアルしてきた秋冬のパフェの中でお客に最も支持されている人気のパフェ。今回、昨年と同様にこだわりの卵「エグロワイヤル」にクリームチーズを合わせ、さらに新しく北海道クリームを配合して濃厚でなめらかなプリンに仕上げた。
・「なめらかプリンパフェ」
・本体価格338円