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NTTドコモ、オンライン診療・服薬指導システムのメドレーと資本業務提携

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NTTドコモは4月26日、オンライン診療・服薬指導システムなどを提供するメドレー(東京都港区)と資本業務提携することで合意したと発表した。写真は2017年6月、東京の販売店で撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

 NTTドコモは4月26日、オンライン診療・服薬指導システムなどを提供するメドレー(東京都港区)と資本業務提携することで合意したと発表した。提携を通じて、ヘルスケアおよびメディカル(医療)関連事業を強化する。

 ドコモはメドレーが実施する第三者割当増資を引き受け、株式の2.93%を取得する。両社はオンライン診療アプリの共同運営に取り組むほか、ドコモの会員基盤などを生かして、オンライン診療の普及を図る。また、ヘルスケア・メディカル領域で新たなサービスの開発を目指す。

 メドレーが提供するオンライン診療システム「クリニクス(CLINICS)」は、約2300の診療所・病院(2020年12月末時点)で利用されている。また、20年9月にはオンラインでの診療と服薬指導、処方箋のオンライン受け付け、キャッシュレス決済などの機能を持つ調剤薬局窓口支援システム「ファームス(Pharms)」の提供を開始、大手の日本調剤薬局(東京都千代田区)やたんぽぽ薬局(岐阜市)などが全店導入することを決めている。