イトーヨーカ堂は9月14日、「イトーヨーカドーアリオ上田店」(長野県上田市)で移動スーパー「とくし丸」の運用を始めた。同社は4月30日に「イトーヨーカドー南大沢店」(東京都八王子市)でとくし丸の運用を始めており、今回が4台目となる。
軽トラックを改造した移動販売車両に上田店の商品約400品目(1200点)を積み込み、上田市と坂城町を中心としたエリアで移動販売を行う。営業時間は平日の午前9時から午後4時を予定する。上田店では、2011年から大型トラックによる移動販売「あんしんお届け便」を運用してきたが、とくし丸に切り替えた。
とくし丸は、食品宅配大手オイシックス・ラ・大地の子会社、とくし丸(徳島市)が展開する移動スーパー事業で、各地の食品スーパーなどと提携して運用されている。移動スーパーを実際に運営するのは、とくし丸の提携先スーパーと販売パートナー契約を結んだ個人事業主。今年8月末時点で、とくし丸は沖縄県を除く46都道府県の133社と提携、585台の移動スーパーが稼働している。