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ヤマト運輸、EC事業者向けの新配送サービス開始、ZOZOやヤフーが利用

ヤマトHD
ヤマト運輸は、EC(インターネット通販)事業者向けの新配送サービス「EAZY(イージー)」の提供を始めると発表した。置き配やコンビニエンスストアでの受け取りなどに対応する。写真はロイター

 ヤマト運輸は6月16日、EC(インターネット通販)事業者向けの新配送サービス「EAZY(イージー)」の提供を始めると発表した。置き配やコンビニエンスストアでの受け取りなどに対応する。

 ZOZOが運営するファッションECサイト「ZOZOTOWN」に24日からサービスの提供を開始。また、25日からはヤフーが運営するECモール「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」に出店している事業者からのサービス申し込みを受け付ける。他のEC事業者にもサービスの提供を広げていく。

 イージーでは、対面での商品受け渡し以外に、玄関ドア前やガスメーターボックス、自転車のかごなど指定の場所に商品を置く「置き配」にも対応する。配達員が商品を届ける直前まで、ウェブサイトで受け取り場所を変更することができる。荷物を置いた場所を配達員が写真撮影し、配達完了時に利用者にメールで送る。

 ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」の会員は、コンビニエンスストアや宅配便ロッカー「PUDOステーション」、ヤマト運輸の営業所を受け取り場所として指定できる。さらに10月からは、小売店舗など約1万店の宅急便取扱店も受け取り場所として順次拡大していく。