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ライフコーポ、セイノーHDと提携でネットスーパー事業を強化

ライフロゴ
ライフはネットスーパーの実施店舗を56店舗にまで増やしているが、配達員の不足が事業拡大のネックとなっていた。

 ライフコーポレーションは4月11日、物流大手のセイノーホールディングス(HD、岐阜県大垣市)と業務提携を結んだ。セイノーグループと協業することで、ネットスーパー事業を強化する。

 ライフはネットスーパーの実施店舗を56店舗(2019年2月末時点)にまで増やしているが、配達員の不足が事業拡大のネックとなっている。セイノーグループの物流システムやノウハウを活用することで、ネットスーパー事業の売り上げを伸ばす。

 セイノーHD子会社で宅配サービスを企画・運営するベクトルワン(大阪市)とも提携した。来店客が買った商品を自宅まで届ける「来店宅配サービス」でも、セイノーグループと協業する。

 ライフは22年2月期で売上高8000億円、経常利益200億円の達成を目指す「第六次中期計画」の重点施策の一つとして、ネットスーパー戦略とカード戦略の強化を掲げている。

 なお、同社が同日発表した19年2月期の連結業績は、営業収益が前期比3.1%増の6986億円、営業利益が1.6%増の122億円だった。20年2月期は、営業収益7200億円(前期比3.0%増)、営業利益124億円(0.9%増)を見込んでいる。