コカ・コーラ ボトラーズジャパンと台湾の遠東新世紀は、2020年からケミカルリサイクルによる再生PET原料を使用したPETボトルの製品化に向けた共同プロジェクトを協働しており、その一環でラベルの再生化についても検討を進めてきた。今回、遠東新世紀のケミカルリサイクルプロセスにより、使用済みラベル・廃ラベルから再生したPET樹脂を一部原料としたシュリンクラベルをフジシール、東洋紡と共同開発。同ラベルを装着するPETボトル製品の試験販売を7月下旬から実施する。
同社では、「容器の2030年ビジョン」において、2025年までにすべてのPETボトル製品にサステナブル素材を使用し、2030年までにすべてのPETボトルを100%サステナブル素材へ切り替えることを目指し、PETボトルの製造に石油由来の原材料を使用しないことを進めている。同社では引き続き、日本国内のプラスチック資源の循環利用に寄与できるよう取り組んでいく考えだ。