8月3日のブログで、ユニクロのベリーショートソックスの話を書いたところ、読者の方からお叱りを頂戴した。
「タイトルに『恐るべしユニクロ』とあるけれども、全然恐ろしくないと思うわ。だって、うちのお店でも同じような商品を3足700円台で扱っているもの。品質でも価格でも負けていないわ」。
総合スーパーに勤務する女性は一気に捲し立てた。
確かにその通りで、ベリーショートソックスを購入ために一心不乱にスポーツ店ばかりをめぐっているアイデアのなさは、「流通ビジネス専門誌の編集長失格」の烙印を押されてもいたしかたない。
スミマセン!
ただ、正直な話をするならば、スポーツソックスを購入すると決めたときに、スポーツ店やユニクロまでの連想はできたものの、総合スーパーのことはまったく思い浮かばなかった。また、たぶん次回に購入する際にも立ち寄らないと思う。
家のそばに総合スーパーが存在しないというのが1番大きな理由。2番目はスポーツ用品を総合スーパーで購入するというイメージが私の中にないことだ。
実は、総合スーパーには、従業員の方が本気になって薦められる良い商品が衣食住の広範囲にわたってたくさんある。
日夜、必死の努力で、仕入れたり、商品開発しているわけだから、これは間違いない。
ところが、デスティネーションとしてイメージできる商品が何であるのか、つまり、総合スーパーは何を購入するための場所なのか、ということが、とくにこのところ希薄になっているような気がする。