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世界食料価格、8月は3カ月ぶりに上昇=FAO

カナダの農地
国連食糧農業機関(FAO)が2日発表した8月の世界食料価格指数は平均127.4ポイントと、7月の123.5(123.0から改定)から上昇した。カナダの農地で2019年撮影。(2021年 ロイター/Valerie Zink)

[ローマ 2日 ロイター] – 国連食糧農業機関(FAO)が2日発表した8月の世界食料価格指数は平均127.4ポイントと、7月の123.5(123.0から改定)から上昇した。上昇は3カ月ぶり。砂糖、植物油、一部穀物の価格が力強い伸びを示した。前年比では32.9%上昇。

品目別では穀物指数が前月比3.4%上昇、砂糖は9.6%上昇、植物油は6.7%上昇。砂糖は世界最大の輸出国ブラジルでの霜害が懸念された。

FAOは2021年の世界穀物収穫量が27億8800万トン近くになると予測。これまでの28億1700万トンから下方修正したが、20年の水準を依然上回っている。