マーケティングリサーチ会社の株式会社マクロミルは7日、2020年新成人についての意識調査のアンケート結果を発表した(n=500)。少子高齢化や年金問題などによる未来への不安が高まる一方で、海外で働くなど、グローバル化への意識は向上した結果となった。以下に調査結果トピックを記載する。
1. 日本の未来は明るいと思う
31%。前年度より6.2%減少
日本の未来が明るいと思う理由
・オリンピック
・景気回復
・平和
日本の未来が暗いと思う理由
・少子高齢化
・年金問題
・政治家の不祥事
・外交問題
・オリンピック後の景気後退
・災害
2. 国民年金制度を信頼できる
年金問題について、受給金額が減るなどの懸念から、「信頼できない」と答えた人が多かった。
・「信頼できる」36%
・「信頼できない」は64%
・「受給」に対する不安・不満が多数
3. 外国語取得や外国語での仕事に対する意識
グローバル化への意識は微増。2016年の調査開始より、年々増加傾向にはある。
・国内で外国人と働くこと」に関心あり→67.2%(前年度は67.0%)
・仕事で英語を使うことに関心がある→48.6%(前年度は46.6%)
・英語に不安がある→75.2%(前年度は78.8%)
4. デジタル端末所有率
所有率1位はiPhoneで69%、年々増加傾向にある。一方Android(30.4%)は減少傾向となっている。タブレット端末、デスクトップは横ばいで推移。
5. SNS利用率
Instagramが躍進し4年で2.7倍に、一方Facebookは半数近い減少傾向に。
・LINE 95.6%(横ばい)
・twitter 79.8%(昨年度より微増もほぼ横ばい)
・Instagram 67.0%(年々増加)
・Facebook 15.8%(年々減少)
調査について
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:2019年12月16日、17日
サンプル数:500