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関西フード、H2Oによる完全子会社化を承認=株主総会

 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング傘下で食品スーパー事業を管轄する関西フードマーケットは20日、大阪市内のホテルで株主総会を開いた。総会では、H2Oによる完全子会社化に向けた株式交換が承認された。林克弘社長は「H2Oとともにいかに成長していくかというかじを切るタイミングだと思っている」と話した。 

 株主からは、過去に関東のディスカウントスーパー、オーケー(横浜市)からの買収提案を受けて争奪戦に発展したことに関する質問が出た。福谷耕治特別顧問は「関西圏という同じ土俵で商いができるイズミヤオアシス、関西スーパーと一緒になった。品質や味、安心安全などの企業コンセプトをもとに、今後も店づくりや企業づくりにまい進する」と語った。

 総会には株主120人が出席、所要時間は48分だった。取締役選任議案など4議案を承認した。