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ツルハとウエルシア、統合検討=イオン主導、株式追加取得へ

ツルハHD本社
〔写真説明〕ツルハHD本社=札幌市北区(時事通信社)

 ドラッグストア最大手ウエルシアホールディングスと、2位のツルハホールディングスが経営統合を検討していることが25日、分かった。ウエルシアの親会社で、ツルハ株の約1割を保有するイオンは、ツルハに出資する投資ファンドからの株式取得を目指して交渉中。イオン主導で統合を含む両社の経営強化策を講じる構え。

  イオンは1月、ツルハ株の約13%を保有する香港系投資ファンドのオアシス・マネジメントと、ツルハ株の取得に向けて独占交渉に入ると発表。買い取り価格などについて詰めの調整を行っている。全株式を取得すればイオンの出資比率は約26%に高まる。一方、イオンはウエルシア株についても5割超を保有している。

 2社の統合が実現すれば、売上高2兆円規模の巨大ドラッグストア連合が誕生する。