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〔ほっとライン〕被災地の希望の光に=ファミリーマートの細見研介社長

細見研介 ファミリーマート社長
〔写真説明〕細見研介 ファミリーマート社長(同社提供)

 ▽…「コンビニが開いているだけで、生活の希望の光がともることもある」と語るのは、ファミリーマートの細見研介社長(61)。コンビニには災害時に物資供給などを担う「社会インフラ」としての役割がある。しかし、能登半島地震では石川県輪島、珠洲両市と能登町などで店舗の営業に支障が生じた。

 ▽…現地入りし、惨状を目の当たりにした。「地域のライフラインとして、いち早く店を開けることがわれわれの使命だと強く感じた」と話す。多くの社員を送り込み、物資のピストン輸送なども実施。食料品だけでなく、人々が集まる拠点として復旧し、被災地に明るさを取り戻す考えだ。