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ハローズ 第3四半期の営業利益は18.0%増

ハローズの外観

 12月27日に発表したハローズの2024年2月期第3四半期決算(非連結3月1日~11月30日)は、営業収益(売上高と営業収入の合計)が前年同期比12.6%増の1,445億円、営業利益は18.0%増の77億円で、2ケタの増収・増益を達成した。

 第3四半期は、上期に実施した、重点販売商品の育成、適切な品質かつ低価格を基本コンセプトにしたPB商品のシェアアップ、生活防衛企画や自社会員カードのポイント優遇施策を継続。また、地域のライフラインとして食料品を販売するという社会的役割を担うため、全店24時間営業を継続させた。

 第3四半期累計期間では、5店舗で改装を実施し、買物しやすい環境づくりによる店舗の魅力度アップに取り組んだほか、売場面積600坪型の新店3店舗をオープン。さらに、主要物流拠点の確立を目的に、3月に坂出ロジステイクスセンター(香川県坂出市)を新設し、6月に兵庫低温センター(兵庫県姫路市)、11月に広島低温センター(広島市)を開設した。

 商品原価とエネルギーコストの上昇はあったものの、営業収入を除いた売上高は12.9%増の1,404億円、売上総利益は14.6%増の359億円と大きく伸長。加えて、売上総利益率は0.38ポイント改善して25.57%となった。一方、販管費は12.3%増の322億円。売上比で0.11ポイント下げて22.95%になったことも、2ケタの増収と増益に寄与した。