【ニューヨーク時事】米小売り大手のウォルマートは16日、国際事業部門の最高経営責任者(CEO)に会員制スーパー「サムズクラブ」のキャスリン・マクレーCEOを充てる人事を発表した。就任は9月11日付。
2018年に国際事業トップに就任したジュディス・マッケンナ氏は来年1月31日付で退社する。国際事業再編の一環として、不振の日本事業見直しも進めてきた。
マクレー氏はオーストラリアのカンタス航空、豪小売り大手ウールワースを経て15年にウォルマート入りした。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは3月、ウォルマートのマクミロンCEOは少なくとも3年間は現職にとどまる見込みだと報道。後継候補として、マクレー、マッケンナ両氏のほか、米国事業部門のジョン・ファーナーCEOを挙げていた。