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クスリのアオキ、新潟のサンエーから食品スーパー事業を取得

クスリのアオキ
新潟県における事業基盤の強化につなげる。

 北陸が地盤のクスリのアオキホールディングス(HD)は1月5日、傘下のクスリのアオキが、新潟県糸魚川市のサンエーから食品スーパー事業を取得すると発表した。新潟県における事業基盤の強化につなげる。

 サンエーは糸魚川市内で食品スーパー2店舗を運営している。同社の食品スーパー事業の2022年5月期の売上高は13億4900万円、経常損益は2700万円の赤字だった。買収金額は未公表。

 クスリのアオキHDは、グループでドラッグストア863店(うち調剤薬局併設510店)、専門調剤薬局6店、食品スーパー1店の計870店を展開しており、23年5月期の連結業績は、売上高3600億円、経常利益160億円を見込んでいる。

 クスリのアオキは、ドラッグストア店舗において食品の取り扱いを強化しており、大型店では生鮮3品も取り扱っている。これまでも石川県や京都府、福島県などで地場食品スーパーを買収し、食品の調達力や販売力の向上を図っている。