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【大日本印刷】人の動きに反応して表示内容が変わる電子ペーパーPOPを販売

 大日本印刷は人の動きに反応して表示内容が変わる販促用の電子ペーパーPOPを開発した。4月から販売を始める。

 

 E Inkホールディングスが開発した電子ペーパーにセンサーを取り付けた。来店客がこのPOPの前に置かれた商品を手に取ったり、会員カードをかざしたりすると表示される色や絵柄が変化する。

 

 電子ペーパーは厚さ0.5ミリメートルと薄く、軽量で曲げることもできるためいろいろな場所に設置できる。消費電力は従来製品の約5分の1で、電池で駆動できる。

 

 今後は、ICカードに記録されている消費者の属性情報に合わせて表示内容を変えられる電子ペーパーPOPなども開発していく。

 

 商業施設や金融機関の店舗、駅・空港などでの利用を見込む。大日本印刷では日本と東南ジアを中心に電子ペーパー事業を展開し、2020年度に20億円の売上高を目指す。