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【ライトオン】17年8月期の営業利益は67%減に、予想を大幅に引き下げ

 カジュアル衣料のライトオン(茨城県つくば市)は1月24日、2017年8月期通期の営業利益が前期比66.5%減の12億5000万円になりそうだと発表した。従来予想では8.5%増の40億5000万円を見込んでいたが、一転して大幅減益となる。

 

 同社はナショナルブランド商品の強化などが奏功して、16年8月期は既存店売上高が9.2%増と好調に推移したが、今期は天候不順もあって秋物商品の立ち上がりが苦戦。12月以降も前年の売れ筋を踏襲した商品群が多くなったため集客力が大きく落ち込んだ。その結果、16年9月?17年2月までの上期累計で3.0%増を予想していた既存店売上高は7.0%減となる見通し。17年8月期通期の売上高予想は53億円引き下げて、前期比0.9%減の857億円とした。

 

 これに伴い、前期と同額の年間30円を予定していた配当金も20円に引き下げる。