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【神戸物産】「業務スーパー」好調で74%の営業増益、16年10月期

 低価格食品スーパー「業務スーパー」をフランチャイズチェーン(FC)展開する神戸物産(兵庫県稲美町)が発表した2016年10月期の連結業績は、売上高が前期比4.7%増の2392億円、営業利益が74.0%増の118億円だった。

 業務スーパーは関東を中心に45店舗を新設(11店舗を閉鎖)、期末店舗数は747店舗となった。既存店売上高は2.9%増と堅調に推移した。プライベートブランド商品や自社輸入商品を強化した結果、粗利益率が1.3ポイント改善。人件費を中心に販売管理費を抑制したことで、大幅な営業増益となった。

 一方、為替差損の発生などで純利益は45億円と9.2%の伸びにとどまった。

 17年10月期の連結業績は、売上高が5.5%増の2524億円、営業利益が1.4%増の120億円と過去最高益の更新を見込む。