ファーストリテイリング傘下のカジュアル衣料子会社ジーユー(GU)は20日、東京・銀座に21日オープンする旗艦店の内覧会を開いた。新店舗は、コーディネートの提案を重視した従業員の配置や売り場づくりが特徴。内覧会に出席した柚木治社長は「満足度の高い買い物体験を求めるお客さまに合った最先端の店舗だ」と語った。
店舗名は「マロニエゲート銀座店」。商業施設の5階にあり、1~4階に同じグループのユニクロが入っている。GUは、銀座に別の旗艦店「銀座店」も出している。
新店舗には、コーディネートに必要な専門知識を持つ従業員「おしゃリスタ」が50人以上配属され、買い物客は無料でアドバイスを受けることができる。着回しなどを提案する売り場のマネキンの数も、通常の大型店の2倍用意した。
インバウンド(訪日客)対応としては、英語や中国語、韓国語を話せる従業員を約30人配置している。パスポートを提示すればアプリ会員と同じ特別価格で購入できる割引制度も導入する。