ドラッグストア大手のココカラファイン(横浜市)は10月31日、2017年3月期の連結営業利益が前期比9.2%減の101億円になりそうだと発表した。13.3%増の126億円としていた従来予想から一転、減益となる。
16年4~9月期の既存店売上高は、改装効果などで前年同期比1.5%増とプラスを確保したものの、台風など天候不順による客足の鈍化、インバウンド関連商品の伸び悩みやC型肝炎治療薬の販売減少などがあり、売り上げが当初計画を下回る。17年3月期の連結売上高見通しは前期比1.1%増の3775億円と従来予想から85億円引き下げた。
同時に発表した16年4?9月期の連結業績は、売上高が前年同期比0.9%増の1884億円、営業利益が27.3%減の38億円だった。