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クスリのアオキHD、金沢の三崎ストアーから食品スーパー事業を買収

クスリのアオキ
北陸が地盤のクスリのアオキホールディングス(HD)は10月3日、傘下のクスリのアオキが、三崎ストアー(金沢市)から食品スーパー事業を買収すると発表した。

 北陸が地盤のクスリのアオキホールディングス(HD)は10月3日、傘下のクスリのアオキが、三崎ストアー(金沢市)から食品スーパー事業を買収すると発表した。

 三崎ストアーは金沢市内で食品スーパー3店舗を運営している。同社の食品スーパー事業の売上高は16億5000万円、経常利益は4500万円の赤字(2022年7月期)。買収金額は明らかにしていないが、12月1日付けでクスリのアオキが食品スーパー事業を譲り受ける予定。

 クスリのアオキHDは、北信越や東北、関東、東海、関西の23府県でドラッグストア845店舗、専門調剤薬局6店舗、食品スーパー1店舗を展開している。ドラッグストアで生鮮3品を取り扱うなど、食品の販売に力を入れている。

 同社はこれまでも、金沢市で食品スーパーを運営するナルックスのほか、京都府や福島県などでも地場食品スーパーを買収してきた。買収した店舗のほとんどは、クスリのアオキとして運営している。

 クスリのアオキHDが発表した2022年6〜8月期の連結業績は、売上高が前年同期比13.8%増の917億円、営業利益が35.2%増の44億円だった。北信越で11店舗、東北で9店舗など計32店舗を新設、積極的な出店を続けている。