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【実質賃金】 15年は0.9%減で4年連続のマイナス

 厚生労働省が2月8日に発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、2015年の実質賃金は前年比0.9%減で、4年連続のマイナスとなった。

 

 現金給与総額は0.1%増で2年連続のプラスだったが、消費者物価指数の伸びを下回り、実質マイナスが続いた。賃金の上昇が物価上昇のペースを下回る状況から抜け出せない。

 

 同時に発表した2015年12月の実質賃金は0.1%減で2ヵ月連続のマイナスだった。